過去ログ - 【ガルパン】華「わたくしは、母になるのですから」
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12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/04(金) 19:12:18.35 ID:hsDRnNB2o
華「みほさんが最初に学校を休んだのは一昨日でした。欠席の理由は、風邪」

華「同じクラスにいる沙織さんもわたくしも、驚きました」

華「我らが無敵の隊長でも、病気にかかったりするんだなあ、と」

華「でも、全国制覇を成し遂げた西住隊長だって、女の子です。普通の女子高生です」

華「風邪を引くことくらいあるだろう。そう思って、特にお見舞いのメールなどしませんでした」

華「しかし、次の日も学校に来ない。優花里さんと麻子さんがそれを知りました」

華「優花里さんは、みほさんのことをすごく心配しました」

華「自分自身が病人のように真っ青になって、すぐお見舞いに行きましょう、と言い出しました」

華「でも、わたくしたちはそれを止めました」

華「きっと翌日になれば、みほさんは学校へ来る」

華「今は、治りかけの状態かもしれない。そんな時に、皆で押しかけてしまっては良くない」

華「治るものも治らない。メールや電話なども、しないことに決めました」

華「できる限り安静にして、快復に専念していただこうと考えたのです」

華「ところが、3日目の今日。またもみほさんは学校を休んだ」

華「今日は、戦車道の練習があった日です」

華「これは昨日、わたくしたちが優花里さんを止めた、もう一つの理由でした」

華「隊長が練習を休むはずがない。練習へ間に合うように、きっと風邪を治すはず」

華「わたくしたちはそう思い込んでいました。みほさんの快復について、楽観していました」

華「今考えれば、何の根拠もなかったのですけど」

華「そして今日、またもみほさんは登校しなかった」

華「必修選択の時間が来ました。戦車倉庫の前へ、全員が集まりました」

華「西住隊長はもう3日間も学校を休んでいる。皆さんへそう説明したのは、沙織さんです」

華「練習が始まりました。隊長が不在のままで」



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