過去ログ - 【ガルパン】華「わたくしは、母になるのですから」
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15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/04(金) 19:19:58.12 ID:hsDRnNB2o
華「代表の一人を決める方法は、ジャンケン。これには誰も異存がありませんでした」

華「全員が、代表になる資格を持っている。学年やチームはもちろん、特技なども一切関係ない」

華「例えばいくらお料理が上手でも、相手は病人です。凝った食事など意味がありません」

華「もし食事を作ってあげるのなら、例えば、わたくしでも作れるようなただのお粥」

華「それで十分だし、むしろその方がいい」

華「無闇に食材の数が多い物を食べさせたりしたら、病人のお腹に負担をかけてしまいます」

華「皆さんからこう言われて、沙織さんはかなり不満そうでしたけど」

華「それから、隊長への個人的な感情。これも一切考慮されないことになりました」

華「誰もがみほさんを大好きで、尊敬し、学校を欠席し続けていることを心配している」

華「その気持ちに優劣をつけることなどできない。そう意見が一致しました」

華「こう決まって、優花里さんはかなり不満そうでしたけど」

華「だから代表を決定する、公平で、誰もが知っている簡便なやり方。それはジャンケン」

華「すぐに、そう決まりました」

華「でも、その実施方法をめぐって議論が紛糾したんです」

華「お見舞いに行く希望者は、何十人もいます」

華「全員で一度にジャンケンをしたら、何回やっても勝負はつかないでしょう」

華「こういう場合によく行われるのは、任意の人と対戦し、徐々に人数を絞っていく勝ち抜き戦」

華「この方法に、一時は決まりかけました」

華「しかし、そのことへわたくしたち、あんこうチームが猛反発したんです」

華「わたくしたち4人は、隊長と同じチームの仲間。みほさんに最も距離の近いメンバーです」

華「ほかのチームの皆さんと、ひとしなみに扱われるのは納得できない。こう強く主張しました」

華「それならどうするのか、と逆に問われました。代替案を示すよう、言われました」

華「当然のことですね。そこでわたくしが、一つの提案をしました」

華「それは、サッカーの国際大会で使われる方法です」

華「まず、参加者をいくつかのグループに分ける。その中で対戦を行う」

華「グループから勝ち上がってきた人たちが、今度は決勝トーナメントで、優勝を目指すのです」



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