過去ログ - 【ガルパン】華「わたくしは、母になるのですから」
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20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/04(金) 19:32:07.59 ID:hsDRnNB2o
華「もちろん、こう言われて麻子さんも負けてはいません」

華「“何を出す?”と勝負の前に訊いたりして、河嶋先輩へ揺さぶりをかけようとしていました」

華「“こっちはパーを出す。だから、グーを出してほしい”などと話しかけていました」

華「麻子さんらしい頭脳戦です。事前に、相手の癖を見抜くことも試みていました」

華「ところが、この策が全く通用しなかった」

華「準決勝は3回勝負。先に二つ勝った方が決勝進出」

華「麻子さんは一つも勝てずに、ストレートで敗れてしまったんです」

華「河嶋先輩は麻子さんの挑発に乗らなかった。終始、落ち着き払っていました」

華「麻子さんは策に溺れて、自滅するかたちとなってしまったのです」

華「それに、勝負を見守る周囲の雰囲気も、河嶋先輩寄りのものでした」

華「準決勝の開始前。カバさんチームのエルヴィンさんが、こう言いました」

華「“この状況は、全国大会の戦いに似ている!”」

華「まさにそのとおりでした。準決勝の顔ぶれは、全国大会にそっくりです」

華「戦車道の全国大会では、どこが優勝してもおかしくない強豪ばかりが勝ち残った」

華「一方のジャンケン大会では、誰がお見舞いに行っても当然のような顔ぶれになった」

華「でもその中に、勝ち上がることを誰も予想しなかったダークホースがいました」

華「全国大会では、それはわたくしたち。この大洗女子学園」

華「そしてジャンケン大会では、河嶋先輩がまさしくそうした存在だったんです」

華「準決勝を見守る皆さんは、完全に判官贔屓の状態でした」

華「全国大会の準決勝では、誰もがプラウダ高ではなく、我が校を応援してくださいましたね」

華「ジャンケン大会でも、同じでした」

華「ほぼ全員が、河嶋先輩が麻子さんを打ち破るのを期待する、という雰囲気だったんです」

華「そして実際に、ダークホースが優勝候補を撃破した。番狂わせが起こった」

華「河嶋先輩の決勝進出が決まった瞬間。周りの皆さんから、拍手が湧き起こりました」



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