過去ログ - 凛「春の日の追憶」 -SS速報VIP

過去ログ - 凛「春の日の追憶」

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51:再開 ◆SHIBURINzgLf[saga]
2014/04/04(金) 23:04:51.91 ID:p/7xFRm9o

・・・・・・・・・・・・

52: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2014/04/04(金) 23:05:42.86 ID:p/7xFRm9o
そこへ、比較的高めの声が、彼女を呼び止めるように響く。

「あのー、すみません、CGプロの方……ですか？」

「ん？」

以下略

53: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2014/04/04(金) 23:07:00.17 ID:p/7xFRm9o
対して、その少女は、我方を振り返った凛を見て、口を半開きにさせ放心気味で呟いた。

「うわぁ……綺っ麗～……」

期せずして発したであろう、その言葉が凛の耳に入り、少し眉をひそめた。

以下略

54: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2014/04/04(金) 23:07:42.15 ID:p/7xFRm9o
話題を変えようと、凛から適当に話を振る。

「貴女もCGプロに用？」

恐縮そうにしたままの少女は、その言葉におそるおそる顔を挙げた。

以下略

55: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2014/04/04(金) 23:08:13.60 ID:p/7xFRm9o
はぁ、と小さい溜息を吐きそうになって、すんでのところで押し止めた。

そんなことをしたら、『やっぱり怒ってる』と思われて、今度は土下座までされてしまいそうだ。

「あ、あのー……何か……？」

以下略

56: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2014/04/04(金) 23:08:50.53 ID:p/7xFRm9o

三階まで無言のまま昇ると、“CGプロダクション”と掲げられたドアが目に入る。

長年の汚れだろうか、そのアルミ扉はみすぼらしく、
嵌め込まれた磨りガラスは端が少し割れ、クラフトテープで補修されていた。

以下略

57: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2014/04/04(金) 23:09:28.58 ID:p/7xFRm9o
少女は、困ったように苦笑いをした。

「さ、さぁ……」

不安を増した凛は、さらに質問を重ねる。

以下略

58: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2014/04/04(金) 23:10:13.76 ID:p/7xFRm9o
凛は腕を下ろし、少女に身体を全て向ける。

「……話を聞いた刻は半信半疑だったんだけどさ……無信全疑になりそう」

少女は、頬に両手を当てて顔を青くさせた。

以下略

59:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/04/04(金) 23:10:40.41 ID:Sbe3u/Rv0
あの人か
期待

60: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2014/04/04(金) 23:11:15.79 ID:p/7xFRm9o

――

「おぉ、良く来てくれたね」

以下略

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