過去ログ - フリット「戦慄のブルー」
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135: ◆MU56p3v17.[saga]
2014/04/12(土) 23:57:28.04 ID:qj6M64qN0


フリット「どうして……どうして君が!」

ユリン「こうしなきゃならなかったの! こうしなきゃ、二度とフリットには会えないって……!」


ユリンの乗るモビルスーツ“ファルシア”が、無線式のオールレンジ攻撃用兵器“ファルシアビット”を射出し、フリットに襲いかかる。


ユリン「……い、いや! 勝手に動いて……!」

デシル「君が操縦する必要はないよ。能力者同士が共鳴することで、Xラウンダーの力は何倍にでも跳ね上がる。君は、ファルシアの生体パーツにすぎないのさ!」

フリット「何だと……!! デシル……お前は!」


怒りを顕わにし、ゼダスに向けてビームライフルを連射する。

しかし、その火戦は虚空に吸い込まれるように消え、デシルに当たることはなかった。


デシル「無駄無駄! いくらお兄ちゃんが先読みをしたって、僕はさらにその先を読んでいるのさ! ユリンの力は凄いなぁ! お兄ちゃんの動きがはっきりと見えるよ!」

フリット「くそッ! 射撃がダメなら……!」


接近戦に持ち込もうとするが、ファルシアのビットが放つビームによって動きを牽制されてしまう。


ユリン「フリット!」

デシル「あはははっ! 近づこうたって無駄さ!」

フリット「(まだ……EXAMはまだ使えない! ならば……!)」


ビームライフルを構え直し、狙いをファルシアが操るビットだけに定める。


フリット「! そこだッ!」


先を読んだ一撃。

一筋の光がビットを貫き、爆散させる。







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