8: ◆MU56p3v17.[saga]
2014/04/05(土) 21:39:43.21 ID:Y8zH8GmI0
STORY 1 「救世主ブルー」
フリット「まだブルーを動かせないだって!?」
バルガス「そうじゃ。ブルーは試運転どころか、まともな武装もしておらん。姿勢制御プログラムも未完成で、歩くこともおぼつかぬ」
フリット「でも、ジェノアスじゃUEに太刀打ちできないことぐらい、わかってるだろ!」
バルガス「わかっておるよ。だがなフリット、技術屋というのは手がけた機体でパイロットが生きて帰らねば、意味がないのじゃよ。ましてや、まともに動くことを保証できぬモビルスーツで出撃させるのは、機付き整備士のやることではない」
フリット「……歩かしてみせるさ。そして、大地に立たせてみせる! あのブルーを」
バルガス「こ、こら! 待つんじゃフリット! まだこのモビルスーツがどういうものか、解明されていないんじゃぞ!」
フリット「……確かに、ブルーの力は未知数だ。けど、母さんが遺してくれたからには、アスノ家が代々伝えてきたからには、何か意味があるんだろうと思う。このEXAMデバイスに、人類の未来がかかってるんだとしたら……」
バルガス「フリット……」
フリット「お願いだバルガス! 技術者を信じるバルガスなら、アスノの血も信じてくれ!」
バルガス「……よかろう。ブルーディスティニーは、フリット・アスノで出す! 総員、出撃準備を急げ!」
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