過去ログ - 三浦あずさ「運命の人とはあなたですか」
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◆u/j8XRzHQc
[saga]
2014/04/05(土) 22:44:16.34 ID:ioZEYS5K0
ひとしきり遊んで車に戻ろうとしたところ、辺りは今まで見ていたのとは違う景色に変わっていた。
海と砂浜という点は同じだが、人影は見当たらない。
どうやらまた迷子になってしまったらしい。
以下略
3
:
◆u/j8XRzHQc
[saga]
2014/04/05(土) 22:45:31.01 ID:ioZEYS5K0
いつもなら、元の道を探していればいつの間にか帰ることが出来るのだが、どうにも今日は帰れない。
日が落ち始める、世界が赤く染まっていき、ふと不安になる。
このまま帰れないのだろうか。
普段は迷子になってもそんな事は思わない。
4
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]
2014/04/05(土) 22:46:57.99 ID:0OSl1qvK0
期待
5
:
◆u/j8XRzHQc
[saga]
2014/04/05(土) 22:48:20.38 ID:ioZEYS5K0
?「あのー......」
憂鬱な気分になっていたところ、いきなり声をかけられる。
?「こんなところでどうしたんですか?」
以下略
6
:
◆u/j8XRzHQc
[saga]
2014/04/05(土) 22:50:07.37 ID:ioZEYS5K0
浜辺を彼と歩いている間に色々な話をした。
彼はPという名前で、大学でライフセービングの競技をやっていた事。
就職した今もたまに海で救命のボランティアをしているらしいという事。
7
:
◆u/j8XRzHQc
[saga]
2014/04/05(土) 22:52:50.93 ID:ioZEYS5K0
P「危ないッ!」
彼が叫ぶ。
砂に足を取られて転びそうになった私を抱き止める。
以下略
8
:
◆u/j8XRzHQc
[saga]
2014/04/05(土) 22:53:41.59 ID:ioZEYS5K0
私は小学校の頃から鈍臭く、あまり優しくされたことがなかった。
目を離せばすぐにいなくなってしまい、何をするのものろい、そんな子供だったから仕方がなかったのかもしれない。
そんな過去のせいか、今の彼の行動をとても嬉しく思った。
「心配されている」ということが感じれたからなのだろうか。
9
:
◆u/j8XRzHQc
[saga]
2014/04/05(土) 22:54:40.08 ID:ioZEYS5K0
昔、ずっと昔。
私が少女と呼ばれるような年齢の頃、あるドラマを見た。
内容はほとんど覚えていないが一つだけ鮮明に記憶に残っているフレーズがあった。
『あなたが私の運命のひとですか?』
私はそれに憧れて、運命の人をいつも探していた。
以下略
10
:
◆u/j8XRzHQc
[saga]
2014/04/05(土) 22:56:37.26 ID:ioZEYS5K0
P「このあたりですかねえ?」
その声でふと周りを見ると昼に見たことのある風景であった。
あずさ「ここは見覚えがあります」
以下略
11
:
◆u/j8XRzHQc
[saga]
2014/04/05(土) 22:58:25.43 ID:ioZEYS5K0
P「はい?」
なんとか会話を続けたかった、
彼が運命の人なのか確かめたかった。
以下略
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