過去ログ - 京太郎「ここが龍門渕か……でっかいなぁ」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/04/06(日) 21:01:14.10 ID:PbLxB7U4o
衣「話せば長くなるが……(キンクリ)ということだ」

透華「つまり、先日私たちが乗ったジェット機がテロの標的になった際、ジェット機に潜入したテロリストを殲滅したまではよかったが、仕掛けられた爆弾の解除に間に合わず」

透華「その爆弾を抱えて高度12000mから飛び降り爆発したハギヨシ。皆がさすがのハギヨシもここまでか……と思う中、全身を複雑骨折したものの、なんとか一命を取り留め」

透華「今は復帰に向けて治療に励んでいるハギヨシの代わりとなる、臨時の執事を探している我々に、そのことを知った清澄の竹井さんが、それならばとご紹介していただいた男子部員の方が先程参られ」

透華「その方が呼び鈴をならした際、たまたま手が空いていた衣がそれに対応し、その際に衣が望んだ答えをその方がおっしゃらなかったため、門を飛び越えろと伝え」

透華「今に至る……ということですのね?」

衣「あぁ、その通りだ。まったく……ハギヨシならばあのような期待はずれの応答はせぬぞ!」ダンッ

透華「この……お馬鹿さん!」ペチ

衣「な、なにをするとーかっ!?殴るならちゃんと殴れっ!!」

透華「衣……あなたは大きな間違いを二つおかしていますわ!」ビシィ

透華「まず一つは、執事は一日にしてならずということ!そしてもう一つは!ハギヨシはこの世に一人だけということですわぁーっ!!」

衣「!!」ズガガガガーン

透華「確かに……確かにハギヨシならば、衣の望む通りの答えを返したことでしょう……」

透華「ですがっ!それはハギヨシがハギヨシであるが故に導き出した答え!すなわち、ハギヨシではないバイト志望の方が、ハギヨシの答えをおっしゃるわけがないということッッッ!!!!」ビシィ

衣「ま、まさかそんな……そんなまさか……こ、衣が間違っていたというのかっ……!?」

透華「間違う……それ自体は決して悪いことではありませんわ。ですが、誰かを傷つけてしまったというならば話は別……」

透華「さぁ衣、そのバイト志望の方にこたびの非礼をお詫びしましょう。私もおともいたしますわ」

衣「な、なぁとーか!衣は一体どうしてこの失態を詫びることが出来る!?こうなったらもう自ら腹をかっさばき、臓物を差し出すしか……!!」

透華「そ、それは少しやりすぎですわね。普通に謝れば大丈夫ですわ、きっと」

イッポウソノコロ

京太郎「なんとか入れた。人間、やれば出来るもんだなぁ」

京太郎「あっ、面接まで時間がない……とりあえず先を急ごう」


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