過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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162: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/04/20(日) 03:01:56.86 ID:1xCgjEV00



＊










かつて俺は、ある病にかかっていた。



発祥条件も、治療法も不明。
いつ治まるのかも分からないし、そもそもずっと治らないケースもあると聞く。

そういった意味で言えば、比較的早くに卒業した俺はまだ運が良かったのかもしれない。
……まぁ最も、その後に更に派生系の病に現在進行形でかかってはいるのだが。未確認で進行形だ。


しかしこの病の真に恐ろしい所は、症状の治まったその後にあると言っていいだろう。


過去の遺産を目にする度に、その痴態を嫌がおうにも思い出す。

無意味に枕に顔を沈めたり、足をパタパタしたり。

当時の知り合いに会ったりなんてしたら最悪だ。頭の中にセフィロスのテーマが流れてくるくらいヤバイ。


後遺症とも言えるその症状は、病が治ってもなお、一生付き纏うのだ。



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