過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
1- 20
470: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/06/20(金) 03:32:23.48 ID:1VP1D/ZP0


というか、さっきから素が出まくりの蘭子だった。
これから本番だってのに、そんなんで大丈夫なのだろうか。



八幡「はぁ……ほら、こっから見てみろ」



軽く溜め息を吐き、蘭子を手招く。
逡巡した後、おずおずとカーテンから出て寄ってくる蘭子。

その格好は……いや、やめとこう。楽しみが半減する。



蘭子が俺の横まで来ると、その表情は、一変した。


大きく目を見開き。
頬を紅潮させ。
口から、言葉に出来ない吐息を漏らす。


そしてその気持ちは、俺にも分かる。


色とりどりに光る、波のようなサイリウム。
ここまで伝わってくる、観客席の熱気。
見るものと聴くもの全てを魅了する、歌姫。


その景色は、何度見ても、目を奪われて仕方がない。


食い入るように見つめる蘭子の瞳は、キラキラと輝いていた。
まるで、舞踏会を夢見るシンデレラのように。


やがて、彼女は恍惚とした表情で呟いた。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/428.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice