過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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492: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/06/20(金) 04:03:56.67 ID:1VP1D/ZP0


会社を出る前に、机の上の封筒を手に取る。
中には、ライブ風景の写真。


凛はもちろん、十時に、蘭子も写っている。
観客と一緒に、笑顔を振りまいて。



八幡「……認められる、か」



何の根拠も無いが、そう言われると、確かに嬉しいと感じてしまう自分がいる。
恐らくは蘭子も、同じ気持ちなのだろう。いやきっと、俺以上に。


最後の写真を手に取る。
そこには、アイドルたちも、観客も、皆一緒にポーズを取っていた。

それを見て、思わず笑いが零れる。
それは、決して嫌な笑いではなかった。



少年や少女のように、憧れて、夢中になって、好きな物にはまり込む。



まるでそれは、病のように。

あるいは、恋に焦がれるように。



けれどーー






八幡「……やっぱり」






中二病は、恥ずかしい。












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