過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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665: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/07/20(日) 02:40:11.98 ID:xehw/xfK0


美波「……比企谷くん、一つ訊いてもいい?」

八幡「? 何です?」

美波「こんな事訊くのは、あまり良くないかもしれないんだけど……」



顔をしかめつつ、新田さんはおずおずと話し出した。



美波「私や凛ちゃんはシンデレラプロダクションのアイドルだけど、プロデューサーや比企谷くんは、その……正式には、社員じゃないよね」

八幡「……そう、ですね」

美波「だから、その……このプロデューサー大作戦っていう企画が終わったら……」



その続きは、言葉になることは無かった。

それでも、言わんとしてる事は充分に伝わっていた。


俺だって、気付いていなかったわけじゃない。
このプロデューサー大作戦という企画が終われば、俺も、新田と前川のプロデューサーも、



会社を辞めて、元の一般人に戻るのだ。



もしかしたら、そのまま正社員になる可能性もある。
以前に言ったように、この企画自体に選定的な意味合いがあるなら、それは決して低い可能性ではないだろう。


だがそれでも、確実な話ではない。


企画が終われば、別れがやって来る。

そう思っていた方が、きっと身の為だ。




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