過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2014/07/28(月) 01:00:39.18 ID:ssSX13fx0
振り返り、島村へと視線を向ける。
その表情は、以前として暗いままだった。
八幡「どうした?」
卯月「プロデューサーさんは、さっき自分はラジオには出ない方が良いって言いましたよね」
八幡「……ああ」
卯月「私は、そうは思いません」
そう言った島村の顔は、さっきまでの暗い表情から一転、強い意志を感じさせるものとなる。
まるで俺の言葉は間違っていると、そんな想いが込められているように見えた。
卯月「プロデューサーさんは凛ちゃんの事を大事にしてて、いつだって一生懸命にプロデュースしてて、だからきっと、ファンの皆さんも分かってくれるはずです。だって」
だって、私がそうだからーー
島村は、そう言った。
けれどそれは、都合の良い理想だろう。
エゴと言ってもいい。自分の考えが、全て周りに分かってもらえるなど勘違いもいいところだ。
彼女は優しい。
優しいから、それだけに他の者とは違う。
皆そんな風にはなれないんだ。
そんな風に優しくなれないから、彼女の優しさは特別で、分かってもらえない。
そうあれたらいいとは思う。
けどきっと多くの人は、思うだけなんだ。
だから俺は、ゆっくりと首を振った。
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