過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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878: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/08/09(土) 02:18:27.20 ID:9UPUoVTN0


八幡「小町、一つ頼めるか」

小町「っ! なに?」



食いつくように反応する小町。
だが、俺の頼みにそんなに気構える必要はない。

頼む事はただ一つ。



八幡「俺がする事を、何も言わずに見届けてくれ」

小町「……えっ…?それって……」



俺の言葉を聞き、表情を険しくしていく小町。



小町「お兄ちゃん、まさかまた……」



“また”、というワードに思わず苦笑が出る。
確かに、そう言われても仕方ないな。



八幡「また、悲しませるような事になるかもしれん。……それでも、止めないでいてくれるか?」



小町は俯き、少しだけ迷うような素振りを見せる。
だが直ぐに顔を上げ、真っ直ぐな瞳で訊いてきた。



小町「それしか、方法は無いの?」

八幡「分からん。けど、俺がやりたいんだ」

小町「……そっか。じゃあ、小町は止められないかな」



言って、また微笑む。

それは無理につくったような笑顔で、さっきの表情よりも、余計哀しさを感じさせた。




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