過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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890: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/08/09(土) 02:44:02.50 ID:9UPUoVTN0

本当であれば、何の説明もせずに懲戒免職にした方が世間への効果はある。

俺が無理矢理アイドルに手を出したと、そういった憶測が飛び交ってくれるから。
アイドルへの不信も、そうすれば多少は減るだろう。


だが、社長はそれでも俺の身を案じてくれた。
少しでも俺の身を守ろうと、今言った手段で手を打ってくれたのだ。

アイドルプロダクションの社長としては、甘い処置もいい所。

正式な社員でもない、俺なんかを心配してくれる。


そんな気持ちが、俺には嬉しかった。



八幡「これまで、お世話になりました……それと」



深く礼をし、一年近く前の事を思い出す。
いつもの、学校からの何気ない帰り道。

ともすれば、全てのきっかけとも言える出会い。






八幡「あの日、俺を誘ってくれて……ありがとうございました」






本当に、感謝してもしきれない。


この人のおかげで、俺は大切なものを沢山貰えたのだから。

社長は俺の言葉に目を丸くし、そして、微笑む。






社長「いつか、キミが成人したら飲みに行こう。もちろん私の奢りでね」






その申し出に、俺は無言で頷いた。











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