過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
1- 20
962: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/08/11(月) 01:40:02.29 ID:QKnXaulJ0



「その人が望んでいなくても、自分でやりたいと思ったから行動したんでしょ? なら、それを分かってもらおうと頑張るよ。私なら」

八幡「……思いっきり否定されても、か?」

「思いっきり否定されても、だよ」



そう言って、少女はまた笑う。


何故、そこまではっきり言えるのか。
仮定の話だから、そんな事が言えるんじゃないか。

最初はそう思った。だが、彼女の言葉には強い意志が感じられた。


俺なんかよりも、辛い事や大変な事を何度も乗り越えた、そんな強い意志が。



……けど、



八幡「……もう、遅いよ」

「え?」

八幡「俺は、もう選択しちまった。俺があいつに出来る事は、もう無い」



あいつの、凛の為に、俺はプロデューサーをやめた。
そしてそれが俺に出来る最後のプロデュースで、

プロデューサーを辞めた今、俺には何も出来ない。


しかし、それでも少女は言う。



「そんな事ないよ」



笑って、俺の背中を押すように。

言葉を、投げかける。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/428.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice