過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
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963: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/08/11(月) 01:41:55.22 ID:QKnXaulJ0



「その人の為にあなたは頑張った。……なら、次はあなたの為に何かすればいいよ」

八幡「俺の、為……?」



少女は、虚空を見つめ、懐かしむように言う。



「『未来は今の延長……だからこそ、今を大切に。悔いの無いように』」



静かに、それでも良く通る声で、彼女は言った。

その言葉は、すんなりと俺の胸の内へと入ってくる。



「……今のは、私の大切な人に言われた台詞なんだ」



そう言って、照れくさそうに笑う少女。



「その人がいたから、今の私がいる。……でも、その人が遠くにいっちゃう事になってね」

八幡「…………」

「その時、今の台詞を言われて……それがずっと、私の支えになってくれた」



改めて、俺に向き合う少女。
その瞳の奥には、確かな輝きが見えた。



「あなたは、今を大切にしてる?」

八幡「……俺は」



俺は、今を大切にしているのだろうか。



凛の為に。

凛のファンの為に。

凛の、将来の為に。




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