過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」
1- 20
970: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/08/11(月) 01:53:26.58 ID:QKnXaulJ0



× × ×









「行ったか……」



青年は、以前微笑みながらその背中を見送る。



「あれ、もう行っちゃったんですか?」



背後からの声に青年が振り向くと、そこには電話を終えたのか、リボンの少女が立っていた。



「ああ。……春香にお礼を言っておいてくれって頼まれたよ」

「そうですか……私なんかの言葉が力になってくれたんなら、嬉しいな」



微笑み、少女は照れくさそうに言う。



「彼を見てたら、昔の自分を思い出したよ。頑張ってほしいなぁ」

「プロデューサーさんったら。そんな事言って、今後強力なライバルとなって立ち塞がるかもしれませんよ?」

「あはは、それは大変だ。敵に塩を送るような真似しちゃったかな……?」



そう言いつつも、二人の表情は明るい。

まるで、あり得たかもしれない未来の共演を、楽しみにするかのように。



一人の少年を、見守るのだった。








<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/428.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice