過去ログ - 安部菜々「笑顔の魔法と月うさぎ」
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17: ◆0vdZGajKfqPb[saga]
2014/04/08(火) 00:57:00.11 ID:pJoS4PSgo
といっても、私達にできることはほとんどない。
「だいたいさ、いざ選挙だーって言われても、今更杏達がすることなんてなくない?
媚を売ったら休みが増えるわけでもないし、あんまり仕事多いのも嫌だし」
18: ◆0vdZGajKfqPb[saga]
2014/04/09(水) 19:55:57.63 ID:34uGLmhOo
「お疲れ様です!」
「あら、おかえりなさい卯月ちゃん」
生放送を終えた卯月ちゃんが、プロデューサーさんと一緒に帰ってきた。
19: ◆0vdZGajKfqPb[saga]
2014/04/09(水) 19:58:40.51 ID:34uGLmhOo
「どうしましょう、今の子ってセガサターンとか知ってますかね?」
「サターンて……最近のゲームの話にしろよ、ブログに何個か記事書いてただろ」
プロデューサーさんと談笑していると、壁を背に寂しそうに笑う卯月ちゃんが視界に入った。
20: ◆0vdZGajKfqPb[saga]
2014/04/09(水) 19:59:23.51 ID:34uGLmhOo
「どうしましょう、今の子ってセガサターンとか知ってますかね?」
「サターンて……最近のゲームの話にしろよ、ブログに何個か記事書いてただろ」
プロデューサーさんと談笑していると、壁を背に寂しそうに笑う卯月ちゃんが視界に入った。
21: ◆0vdZGajKfqPb[saga]
2014/04/09(水) 20:02:20.85 ID:34uGLmhOo
そもそもの始まりは、半年前、私が過労で倒れてしまったことだった。
病床で弱気になっていたこともあるのだろう。
プロデューサーさんに、日頃の感謝を語っているうちに……
22: ◆0vdZGajKfqPb[saga]
2014/04/09(水) 20:03:10.23 ID:34uGLmhOo
それは単純に、売り出し中のアイドルが担当プロデューサーとスキャンダルになることの危険性を、
よく分かっているから……というのが一つ。
もう一つは、
23: ◆0vdZGajKfqPb[saga]
2014/04/09(水) 20:03:58.41 ID:34uGLmhOo
「そしたらプロデューサーさん、『卯月はいいお嫁さんになれるな』って。
それ聞いて私、なんだか顔が熱くなっちゃって……」
年明けにデビューした私と卯月ちゃんのユニット、シアワセうさぎ。
24: ◆0vdZGajKfqPb[sage]
2014/04/09(水) 20:55:54.41 ID:34uGLmhOo
あれ、二重投稿なってる……
さっさと書き上げたい……病みとかはない予定ですはい
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/11(金) 01:23:51.42 ID:Ru5DBgwho
ななさんかわいいよななさん
26: ◆0vdZGajKfqPb[saga]
2014/04/12(土) 21:38:41.62 ID:AXCv6A7Yo
彼女が私の世界に初めて現れたのは、二年前の冬のことになる。
その日も、面接でいい感触を得られなかった私は、
折れそうな心を立て直すために、秋葉原まで足を延ばしていた。
27: ◆0vdZGajKfqPb[saga]
2014/04/12(土) 21:41:05.69 ID:AXCv6A7Yo
お世辞にも、いいパフォーマンスだとは言えなかった。
会場はアウェーだし、観客の反応もまばら。
その時の彼女はまだ成長段階で、実力も実績も夕美ちゃんには及ばない。
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