過去ログ - 黒川千秋「私を信じて任せて、プロデューサー」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/10(木) 00:42:36.13 ID:uPLicPgJ0
「そうか、プライベートの時間もとれてるか?」
「心配無用よ。そう、今日行きたかったクラシックのチケットが取れたの」
「スケジュール空けといてほしいって言ってたあの日のか。無事取れたんだな」
「ええ。礼を言うわ。この借りは必ず」
「いいよいいよ。千秋の楽しみ事に貢献できれば俺も嬉しい。クラシック音楽もアイドル活動に還元できるだろうしな」
(……まずった。プライベートの趣味に仕事を直結させるべきじゃない)
しかし無駄な後悔だったらしい。
「ならプロデューサーさん、今度クラシック鑑賞会に誘うわ。刺激になるわよ」
喜色満面といった顔でこちらを見上げる。
断れるはずがない。
「ああ、しかし一つ謎がとけた」
「謎?」
程なく事務所につく。
「やけに今日は嬉しそうだったからさ。クラシック鑑賞会、本当に好きなんだな」
事務所のドアを開け、千秋を中へ促す。
「……それは半分正解ね。」
「半分?」
千秋は先に進むと、振り向き黒髪をなびかせながら、自分で立てた人差し指に口をつけながら続けた。
「秘密♪」


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