過去ログ - 黒川千秋「私を信じて任せて、プロデューサー」
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54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/04/12(土) 20:12:18.21 ID:W9aQjFmf0
メイドイベント前半が終わり、ライブステージの直前。

彼女たちは舞台裏で昭和初期のカフェにおける女給を元にした和服メイド衣装に身を包み、軽くステップを確認していた。

「足が弾むわ。…着崩れないのね」

佐城雪美と黒川千秋が向い合って動きを確認していた。

「雅に……ついてく………。スカート…握って……そう…だめ」

「ん……ソデを持って、こんな感じかしら」

スタッフから「まるで姉妹ですね」と声がかけらると、黒川千秋と佐城雪美は二人まんざらでもない顔をしていた。

「佐城さんと私、似ているわ。姉妹メイドを気取るのも悪くないわね」

黒川千秋が手を差し出すと、佐城雪美もゆっくりと手をのせて握り微笑む。

「それじゃああたしも雪美ちゃんのお姉ちゃんでーす☆、後で髪結ってあげる」

「みやびぃ〜もぉ、お姉ちゃんっぽく、見えるかなぁ〜」

驚いた二人をよそに、衛藤美紗希と月宮雅も手を重ねていく、

手を重ね合わせて自然円陣を組んだ途端、ライブ開始のアナウンスが響く。

4人は顔を見合わせた後、軽く笑いあい、そして活力に満ちた顔へと変わる。

4人合わせて、掛け声を上げる。

そいてメイドたちはファンの待つ輝くステージへ……


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