過去ログ - 黒川千秋「私を信じて任せて、プロデューサー」
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56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/04/12(土) 20:17:43.11 ID:W9aQjFmf0
彼女がここまで甘えてくるのは、精神的な不安があるのだろう。

(総選挙……だもんな)

「いい結果、出るといいな」

そう言うと彼女は顔の向きを変え、唇をこちらの耳へ寄せる。

「言っておくけど中途半端な結果は望んでないわ。目指すのはただひとつの高みだけ」

「ああ」

その一言で満足したのか、千秋は瞳を閉じて力を抜いた。

つられて目をつぶる。今千秋と二人、頭に想い描く光景が同じだと確信する。

「シンデレラガール、黒川千秋。そう呼ばれる日を絶対に……」

「ええ。そこに立つときはプロデューサーさんも一緒よ」

黒真珠の輝きは続いていく……。


END


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