過去ログ - 上条「俺がいる限り、テメェは一生最強には届かねぇんだよ!」
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◆HmDjqt09PA
[saga]
2014/04/09(水) 00:52:26.92 ID:Ha7TAlij0
上条「逃げろ逃げろ。それだけ長生きできるからな」
左手に握った軍用拳銃が、立て続けに火を噴いていく。
パン、パンと。銃口の先に付けられた細長いサイレンサーから、ごく少量の僅かな音が洩れる。
音こそ大したことはないが、鉛弾の威力は絶大で、既にその小さな軍用拳銃は五人の命を奪い取っていた。
上条は高笑いし、前を行く三人の男達を恐怖によって追い詰める。
拳銃を備え付けのホルスターに収めると、その背中を見失わないように駆け出した。
今日の依頼は、『学園都市外部の組織にブツを横流ししようとした内部組織の粛清』。
乗り気ではなかったが、特に断る理由もなかったために嫌々引き受けた依頼だ。
ザーッと、上条の耳に機械的な雑音が響く。イヤホンにつながっているのは、胸ポケットにしまわれた小型無線機だ。
これで下部組織と、フレンダ、依頼主(の仲介役)と話すことができる。
黒く小さな正方形のソレは、パッと見た限りでは板ガムの箱のようにも見える。
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