2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/09(水) 00:04:47.93 ID:UOPS6obl0
「そう決めてからもう三ヶ月か......」
昼休みに一人屋上のベンチで呟く。
自分は雪の降ったあの日に楓さんに自分の気持ちを伝えると決めた。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/09(水) 00:06:35.48 ID:UOPS6obl0
楓さんは人気アイドルだ。
彼女のライブチケットは即日完売で、CDは必ずオリコン上位。
そんな彼女はテレビ、雑誌、ラジオなどでひっぱりだこでハードスケジュールなのだ。
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/09(水) 00:07:33.34 ID:UOPS6obl0
それは単なる言い訳だ。
本当の理由はまだ告白の言葉が決まってないからだ。
楓さんのことは好きだ。しかし、この気持ちを表現する言葉が見つからないのだ。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/09(水) 00:10:02.76 ID:UOPS6obl0
「告白の言葉ですか？」
「ハハッ......お察しのとうりです」
そう言ってベンチから立ち上がる。昼休みあっという間だったな。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/09(水) 00:10:44.98 ID:UOPS6obl0
そう言われて少し急いで事務所に戻る。
事務所のソファーにその愛しの彼女はいた。
「プロデューサー遅いですよ」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/09(水) 00:11:30.35 ID:UOPS6obl0
「すいません。考え事をしていて」
「考え事？」
「楓さんのことです」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/09(水) 00:16:41.35 ID:UOPS6obl0
「お先に失礼します」
そう言ってからスタジオを出る。
「予定より早くに撮影終わちゃいましたね。プロデューサー」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/09(水) 00:19:56.26 ID:UOPS6obl0
「やっぱりって何ですか」
「だって楓さんいつもこの時間になると飲みに行こうって言うんで」
「いいじゃないですか！ 最近忙しくて二人で飲む機会がなかったじゃないですか！」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/09(水) 00:25:43.54 ID:UOPS6obl0
次は明日。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/09(水) 03:08:01.41 ID:X2cq/UETo
おっつおっつ
楓さんかわいいなぁ！
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/10(木) 00:07:18.28 ID:pXAvJG4i0
楓さんに初めて会った居酒屋。
そこで向かい合うように自分と楓さんは座っている。
理由？それは......
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