41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/13(日) 01:44:33.14 ID:HQu0Z3yc0
家に帰ると心の奥底に抑えていた感情がこみ上げてきた。
この感情はなんだ?
怒り?哀しみ?悔しみ?
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/13(日) 01:50:15.61 ID:HQu0Z3yc0
だから、ここから先の人生には希望なんてない。
絶望さえない。
ただ無意味に時間を浪費していく。
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/13(日) 01:53:31.52 ID:HQu0Z3yc0
「プロデューサー」
聞きなれた声が後ろから聞こえ振り向く。
声の発信源である彼女は幸そうに男と手を繋いでいる。
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/13(日) 01:54:02.18 ID:HQu0Z3yc0
自分はまた屋上にいた。
楓さんが休みでも自分は休みじゃない。
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/13(日) 01:55:00.54 ID:HQu0Z3yc0
「そんな顔してますか自分?」
「してます」
どうやらもう得意の嘘もつけないようだ。
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/13(日) 01:55:43.68 ID:HQu0Z3yc0
「楓さんに告白したらフラれた......ですか」
「......」
言葉にはしないがちひろさんは察したようだ。
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/13(日) 01:56:36.11 ID:HQu0Z3yc0
「死なないでくださいよ」
「あなたが死んだら悲しむ人がいるんですから」
そう言い残してちひろさんは去っていった。
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/13(日) 01:57:27.74 ID:HQu0Z3yc0
仕事を終えて家に帰る。
帰り道がいつもより長く感じる。
そうすると考え事も多くなる。
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/13(日) 01:58:07.72 ID:HQu0Z3yc0
それは
(ん?)
(家の前に誰かいるぞ)
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/13(日) 01:58:36.42 ID:HQu0Z3yc0
急いで家に向かう。
「あ、プロデューサー」
「楓さんなんでここにいるんですか!?」
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/13(日) 01:59:34.38 ID:HQu0Z3yc0
急いで家に向かう。
「あ、プロデューサー」
「楓さんなんでここにいるんですか!?」
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