過去ログ - 僕がプロデューサーになった日 【デレマス】
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38:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:08:47.89 ID:KEf8FpZz0
―二年前―

いつも、いつも言われてきた。

「だから、高校なんては行かねえって言ってんだろ!」
以下略



39:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:10:04.89 ID:KEf8FpZz0
―さらに4年前―

俺を変えたのは11月の下旬だったと思う。

そろそろ本格的に寒くなってきたなと感じた記憶があるからだ。
以下略



40:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:11:53.36 ID:KEf8FpZz0
うちは夕飯の時にテレビをつける。なぜだか知らんがつける習慣があるのだ。

そして、金曜日は決まってM○テを見るのだ。

俺は嫌いだったが、友達と話すために一応見ていた。
以下略



41:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:12:56.48 ID:KEf8FpZz0
ボーカル一人、ギター二人、ベース一人、ドラム一人、マニピュレーター一人。

楽器から出る音は耳を通し心へ、そして火を着けた。

衝撃的だった。
以下略



42:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:17:28.52 ID:KEf8FpZz0
「もう七年も前か......」

青い空を見ながら呟く。

それから俺は音楽、特にロックにどっぷりハマった。
以下略



43:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:19:45.01 ID:KEf8FpZz0
そして中二の冬、決めたのだ。

音楽で生きると。

頭は悪くなかったと思う。
以下略



44:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:21:49.68 ID:KEf8FpZz0
「そして、これか〜」

社会はやっぱり厳しかった。

中卒なんかを雇ってくれるバイト先は少なかった。
以下略



45:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:22:57.42 ID:KEf8FpZz0
「どうしようかな〜」

楽しむ余地なしである。

このあとにライブハウスのバイトもあるのだが......
以下略



46:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:26:10.59 ID:KEf8FpZz0
貯金もたいしてないのだ。

どうしたものか。

しかし、そう考えている時間はもうないようだ。
以下略



47:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:29:29.02 ID:KEf8FpZz0
(本当にどうするか)

ライブハウスに向かう途中、東京のスクランブル交差点の信号待ちでそんなことを考える。

(いまから探してもすぐに見つかるだろうか)
以下略



48:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:30:06.05 ID:KEf8FpZz0
(そんなバカなことを考えているb)

そこで思考を止める出来事が起こった。

「きゃっ、す、すみません」
以下略



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