過去ログ - 僕がプロデューサーになった日　【デレマス】 -SS速報VIP

過去ログ - 僕がプロデューサーになった日　【デレマス】

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42:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:17:28.52 ID:KEf8FpZz0
「もう七年も前か......」

青い空を見ながら呟く。

それから俺は音楽、特にロックにどっぷりハマった。

43:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:19:45.01 ID:KEf8FpZz0
そして中二の冬、決めたのだ。

音楽で生きると。

頭は悪くなかったと思う。

44:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:21:49.68 ID:KEf8FpZz0
「そして、これか～」

社会はやっぱり厳しかった。

中卒なんかを雇ってくれるバイト先は少なかった。

45:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:22:57.42 ID:KEf8FpZz0
「どうしようかな～」

楽しむ余地なしである。

このあとにライブハウスのバイトもあるのだが......

46:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:26:10.59 ID:KEf8FpZz0
貯金もたいしてないのだ。

どうしたものか。

しかし、そう考えている時間はもうないようだ。

47:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:29:29.02 ID:KEf8FpZz0
(本当にどうするか)

ライブハウスに向かう途中、東京のスクランブル交差点の信号待ちでそんなことを考える。

(いまから探してもすぐに見つかるだろうか)

48:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:30:06.05 ID:KEf8FpZz0
(そんなバカなことを考えているｂ)

そこで思考を止める出来事が起こった。

「きゃっ、す、すみません」

49:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:35:55.54 ID:KEf8FpZz0
ぶつかった相手は普通の女子高生だった。

派手なわけでもなく、地味なわけでもない普通の女子高生。

しかし、一つだけ普通じゃないところがあった。

50:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:39:57.69 ID:KEf8FpZz0
(普通に可愛い子だったな......)

そう思いながらまた足を動かす。

(高校......か)

51:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:42:59.51 ID:KEf8FpZz0
(普通に可愛い子だったな......)

そう思いながらまた足を動かす。

(高校......か)

52:Wiz@rd[saga]
2014/04/14(月) 01:43:47.10 ID:KEf8FpZz0
母は自分のために高校に行けと言っていたのだ。

『私の息子はあの進学校に入学した。』

そう言いたいだけなのだ。

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