過去ログ - 雪乃「教えてあげるわ。これが、モノを殺すということよ」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/11(金) 20:39:14.38 ID:qLcV1iEw0
雪乃「また、この力を使うことになるなんてね」

雪ノ下の瞳は、遠目でもはっきりと分かるほどに蒼く輝いていた

前にも同じ眼した雪ノ下を見たことがある。直死の魔眼と言われるものだ

よく見ると、雪ノ下は右手に刃渡りの長いナイフと思しきものを持っていた

雪ノ下が歩くたびに濡れたナイフが揺れ、ギラギラと不自然に雪ノ下の発光する瞳の色を僅かに反射していた

雪乃「大丈夫なの、比企谷くん?」

その震えた声には若干心配の色が見える

雪乃「そこの化け物、比企谷くんから離れなさい」

雪ノ下の声は震えていたが、今度は心配ではなく怒りを滾らせているように聞こえた

その声に反応した相模が硬直を解除し、俺から目を離して背後を振り向く

化け物と呼んだそれの正体を理解した雪ノ下が、驚愕の表情になる

雪乃「・・・相模さんなの?」

全身ボロボロな上に顔にも火傷のような跡や皮膚の腐敗が見られるが、はっきりと相模の面影が伺えたようだ


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