過去ログ - 雪乃「教えてあげるわ。これが、モノを殺すということよ」
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[saga]
2014/04/11(金) 21:59:26.31 ID:qLcV1iEw0
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俺たちはその後、二人でふらふらしながらタクシーで病院まで言った
雪ノ下は重い風邪で、日曜日もそのまま寝込むことになった
俺のほうは、背中に打撲があっただけで、特に重いけがはなかった
本当はその日に帰るつもりだったのだが、雪ノ下が寂しそうな様子だったので
月曜日の朝まで雪ノ下の家に泊まり込んで看病することになった
看病している間、雪ノ下はやけに素直でおとなしくて、とても俺に優しかった
時たまに俺を勘違いさせるようなことをしてくるので、一日中ドキドキが止まらなかった
月曜日の朝には雪ノ下の体調もだいぶ回復して、学校には行けるようになった
俺は教室に入ってすぐに相模を探したが、やっぱりいなかった
それどころか、俺と雪ノ下以外誰も相模のことを覚えていなかった
名簿からも名前が消えており、相模が座っていたはずの場所には机も椅子も無かった
まるで、この世界には初めから相模南という人間はいなかったかのように、彼女の痕跡はこの世から跡形もなく消えていた
彼女がなぜああなったのかも、彼女がなぜ俺たちに襲い掛かったのかも、なぜ彼女がこの世から跡形もなく消えたのかも
俺たちは知ることができなかった
八幡「謎は闇に消えたまま、か」
雪乃「そうね・・・」
雪乃「考えても分からないことで悩んでいても仕方ないわ」
八幡「・・・そうだな」
雪乃「・・・比企谷くん。今から私に付き合いなさい」
八幡「え、えぇ!?付き合うだって?」
雪乃「ち、違うわよ!私はあなたに買い物に付き合ってほしいと言っただけだから・・・。
決して男女の交際とかそういう意味で言ったわけではないわ」
こうしてまた、俺たちの間違った青春が続いていくのだ
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