過去ログ - 【艦これ】語られる事のない海のスナイパー達
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222: ◆ANFZJVHAkB2d[sage]
2014/04/24(木) 01:02:17.17 ID:uUbs2SzOo
−リランカ島・東海岸付近−

68機の大規模編隊を組んだ四式重爆撃機・通称「飛龍」はリランカ島の海岸沿いを旋回していた。

まもなく目標であるリランカ港に到達するというのに一向に護衛隊である三式戦闘機が見当たらず同じ場所をくるくると
旋回する羽目になっていたのである。

幸いな事に敵機の姿も敵艦の姿もない。だがこのまま旋回を続ければ燃料がなくなってしまう。
一度は突入してはどうかという意見も他の機から出たのだが護衛もなしに突入すればどうなるかは火を見るより明らかだった。

そのため重爆隊の隊長は頭を悩ませていた。一度司令部に連絡してみるも護衛が来るまで待機せよの一点張りであったからだ。

重爆隊隊長「大体こんな作戦無茶なんだよ・・・」

航続距離の短い三式戦を護衛につけると言われた時点でなにか嫌な予感はしていた。

重爆隊隊長「はぁ・・・もう帰っちゃうかな・・・」

広げていた地図から目を離し窓から外を見ると遥か遠くの洋上では艦隊戦が起こっているようだった。

もういっそ敵艦隊に爆撃して帰ろうか・・・

そんな考えが頭によぎった時に通信機から何か聞こえてくる。



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