32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:10:36.32 ID:95e+9Xdq0
「兄ちゃんがモテモテなのはあたしらも嬉しいけどよ」
「犯罪はダメだよ、やるなら人目につかない所で――あれ?」
月火ちゃんがさり気なく怖い事を言う。
それでも警察官の娘かよ。
そして月火ちゃんの台詞を止めたのは、僕の膝に乗る真美ちゃんだった。
「ま、真美……?」
「――え?」
体重など、少しずつの変化はあった筈だ。
だが、そこに至るまで僕も気付かなかった。
ぱつん、という何かが弾ける音と共に僕の膝ではしゃいでいた筈の少女はいつの間にか姿を消しており、代わりにそこにいたのは、
「んっふっふ?、おしりもおっぱいも出てせくちーになったよ?」
「真美がぼいんぼいんになった→!?」
真美ちゃんの未来の姿と思われる、二十歳ほどの女性だった。
身長は伸び、髪は腰辺りまで伸び髪留めは解け、身体つきも出るところは出て引っ込むところは引っ込んでいる。
印象としては、少女のあどけなさを残した元気な女性、とでも表現しようか。
何よりも衣服が中学生の真美ちゃんのものなので、余計に各部位が強調されていて非常に素晴……目に毒だ。
先ほどの何かが弾ける音は、胸部の下着が千切れる音だったらしい。
どれだけ大きくなってんだ。
如月に謝れ!
「ね、兄(C)? 真美とケッコンしよ?」
僕は大人な真美ちゃんに求愛を受けていたその時、不謹慎ながらにも思ってしまった事があったのだった。
良かった、怪異の仕業で――。
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