35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:17:28.05 ID:95e+9Xdq0
そして、次に使った女の子もまた運悪く命を落としてしまったとしたら?
今よりかなりの昔だ。
現代よりも突然な死が珍しくない時代とは言え、二度続けばもう縁は結ばれたようなものとなる。
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:19:20.05 ID:95e+9Xdq0
「恐るべきはおなごの執念じゃの」
ただひたすら異性とイチャイチャするだけの怪異。
文面だけ見れば可愛いかも知れないが、最も恐ろしいところは『本人の意識とは無関係に』実行に移すところにある。
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:21:07.31 ID:95e+9Xdq0
「兄ちゃん!」
と、急にとてつもない勢いで浴室の扉が開いた。
それはもう扉が壊れるんじゃないかと思うくらいの音と速さで。
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:23:07.38 ID:95e+9Xdq0
「な、なあ火憐ちゃん月火ちゃん。ひとつ聞きたいんだけど」
風呂場の扉一枚越しに、二人に声を掛ける。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:24:38.60 ID:95e+9Xdq0
「で、本題なんだけど」
「そんなの簡単だよ。離れるまでぶん殴ればいいじゃねーか」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:31:18.49 ID:95e+9Xdq0
005
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:33:07.02 ID:95e+9Xdq0
僕は扉の鍵を閉め、グラマラスな真美ちゃんと対峙する。
「……」
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:35:16.70 ID:95e+9Xdq0
「酷いことをするつもりだ」
「え……?」
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:39:05.22 ID:95e+9Xdq0
ここで胸の一つでも揉んでしまえば効果は相乗されるのだろうが――。
僕にそんな度胸あるわけないだろうが!
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 19:40:44.74 ID:95e+9Xdq0
「えへへ……兄(C)だったら続きしても良かったかな……なんちゃって」
「馬鹿は休み休み言え。と言う訳だ、今はゆっくり休め」
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