過去ログ - メリーさん「運命です!最早、運命共同体です!結婚しましょう!」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/04/11(金) 21:40:12.87 ID:s3VWPwDA0
男はメリーさんからある一定の距離を保ちながら、着ている服のボタンを外した。
左手で首もとをひろげる。
メリーさん「…梵字?」
男「…そう、梵字。オヤジからガキん頃に入れ られてね。」
男「これのお陰で呪いの類いは受け付けないん だよ。だから、あんたの呪いも…」
メリーさん「凄いです!」
男「なんだと…?」
メリーさん「私の呪いで死なない人は
貴方がはじめてです!」
メリーさん「私こう見えても、メリーさんの 中でも強い分類に入るんですよ。」
メリーさん「こんなに長い時間、
人間と直接話したのもはじめてです!」
メリーさんの雰囲気が穏やかになっていく。
男は警戒をしたまま、メリーさんを見つめる。
そして、時間は戻る。
メリーさん「これは、運命です!」
メリーさん「最早、運命共同体です!」
メリーさん「結婚しましょう!」
男「無理!」
メリーさん「はやっ!もう少し考えても…。」
男「それは、無理なんだよ、メリーさん」
男は腰に隠していた「物」を突き付ける。
メリーさん「…それは…なんですか?」
男「ん?これはベレッタM9…」
メリーさん「名前じゃなくて、なんで
そんなものを持ってるんですか?」
メリーさん「って、山本さんは
銃マニアさんですか」
男「マニアではあるね。
そして、ハンターでもある」
男「そろそろ、その山本ってのやめてくれる? 人違いだしね」
メリーさん「そうですか。ハンターさんでしたか。私はノコノコと狩られに来たんですね」
男「…今回のターゲットは別だがな。
害になるなら排除するだけ。
それが、ハンターだ。…知ってるよな?」
メリーさん「なら、早くして下さい!」
男「…なんだと?」
メリーさん「もういいんです。
…もう、終わらせて下さい…」
男は距離を保ちつつ、メリーさんの眉間に照準を合わせたまま話を聞く。
メリーさん「私の持ち主は、
私を可愛がってくれました。
色んな服を着せてくれて、
写真をいっぱい撮ってくれました」
メリーさんは男をしっかりと見つめ、そして話す。
まるで、助け、赦しを請うかのように…。
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