過去ログ - メリーさん「運命です!最早、運命共同体です!結婚しましょう!」
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[saga]
2014/04/20(日) 19:20:31.95 ID:xEremimn0
3人はフロアの中央に、一定の距離を取り並んで立っていた。
立ち位置は中央にクッチィ。左に男。右にメリー。手にはそれぞれ塩の袋を持っていた。
男「打ち合わせ通りに行くぞ!」
メリー「はい!」フンス
クッチィ「分かったわ!」
女幽霊がクッチィの前方に現れる。
クッチィ「やっぱり、私狙い!」
クッチィは塩の袋を男に投げ渡す。
男「クッチィ、うまく逃げてくれ!」
男とメリーは塩の袋を破り、塩を床に撒きはじめた。
二人はそれぞれ左右から、円を描くように走りながら塩を撒いていく。
クッチィ「ッ!あぁッ!」
クッチィが女幽霊の攻撃に耐えきれず、体勢を崩し、倒れてしまった。
そこに、女幽霊が包丁を振り降ろす。
メリー「先輩!」
メリーが飛び込む。間一髪、二人は転がりながら一撃を回避した。
男はその間も、塩のサークルを作るため走る。
メリー「先輩!大丈夫ですか!?」
クッチィ「私は大丈夫!あなたは!?」
メリー「私も大丈夫です!」
女幽霊は二人を標的に決める。二人めがけて走ろうとしたその時、動きが鈍くなる。
男「待たせたな、二人とも!」
男が、空になった塩の袋を投げ捨てた。
塩のサークルが完成していた。
男の作戦はこうだ。
3人のうち、標的になったものがおとりになり、その隙に残りの二人が塩のサークルを作る。
塩には霊の力を退ける効果がある。
塩のサークルは対霊において、一種の結界となる。
サークルの中に入れば、霊は中に侵入できず、危害を受けない。
逆に霊をサークル中に入れてしまえば、外に出る事ができず、簡易的に封じ込める事ができる。
霊はサークル外の影響を受ける事もできない。
今回の場合は、動きを封じ込める事と、周囲の悪意から、女幽霊を隔離する事ができた。
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