過去ログ - メリーさん「運命です!最早、運命共同体です!結婚しましょう!」
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66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/20(日) 20:41:43.48 ID:A04v4VO40
呆気に取られていたクッチィを、女幽霊が見逃す筈がなかった。
女幽霊がクッチィに襲いかかる。

クッチィ「しまっ…キャァッ!」

クッチィが女幽霊に押し倒される。

女幽霊「お、ヲまえダけは!ニガさなイ!」

馬乗りになった、女幽霊が包丁を両手で構える。

メリー「先輩!」
男「チィッ!」

男がナイフを女幽霊の顔目掛けて投げつける。
しかし、空しく弾かれてしまった。

女幽霊が男を睨み付ける。
注意をそらす事には成功した。
男はメリーから離れ、二人から遠くに走り出す。

女幽霊「ワたしの、カおにキずをっ!」

女幽霊は凄まじい顔で男に襲いかかる。
男は間一髪で回避する。

男(怒りで、攻撃が単調になっている?)
男(顔を攻撃されたから?そういえば、客に襲いかかった時も、顔を貶されてあとに…。なるほどねぃ)

男は女幽霊を振り返り、挑発する。

男「どうした?俺は生きてるぜ、来ないのか?」

女幽霊の顔が怒りに歪む。
女幽霊は男を追いかけはじめた。

メリー「マスター!危ないです!」

男「来るな!」

男は走っていく。

メリー「な、なぜですか!?」
メリー「な、なぜ?私が妖怪だから…?最期は…一人が…いいのですか?一緒に、…傍にいて…くれるって…言ったじゃないですか…。」

メリーは大粒の涙を流し、座り込んでしまった。

クッチィ「…立ちなさい。本当にあなたどうしたの?」

メリー「…先輩。先輩は逃げないんですか?チャンスですよ。マスターが気を引いてるうちに…」
クッチィ「馬鹿!!」

メリー「せ、先輩?」

クッチィ「よく見なさい!あれが諦めた顔に見える!?」
クッチィ「あの男は諦めてない!諦めたセリフを言ってても、頭の中では次の手を考えてる。惚れた男を信じなさい!」

メリー「…先輩」



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