4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 22:43:52.87 ID:h51IyLZt0
肇「釣れますか、お客さん」
P「それが全然。でも」
肇「でも?」
P「今、大物が釣れた」
肇「ふふっタイミング良くエサをまかれたので」
P「お隣にどうぞ」
肇「釣れない場所を勧めるんですか?」
P「その方がゆっくり話はできるさ」
肇「なるほど…この釣堀、ドラマで良く使われてますよね」
ガタン ゴトン ガタン ゴトン
肇「あんな感じに黄色い電車が通って」
P「そんで男が糸垂らしてるんだよな。明らかに釣れてなさそーな雰囲気だして」
肇「ふふっ まさにドラマのワンシーンですね、Pさん。
いいんですか? こんなところでのんびりしてて」
P「いいんだよ。今日の営業成果はもう十分。こうやって手を抜くのが長く働くコツ」
肇「Pさんにレッスン見てもらいたい子もいるんですよ?」
P「俺はそっちは素人だからな。トレーナーさんたちにお任せ」
肇「薫ちゃんが言ってましたよ。プロデューサーが見てくれなくて寂しいって」
P「薫もせんせぇって言わなくなっちゃったなぁ。俺は今、そこに寂しさを感じてるよ」
肇「もう六年生ですもんね。時間が経つのは早いものです」
P「そうだな…本当に」
肇「寂しい、ですか?」
P「もちろん。でも、ありがとう。おかえり、肇」
肇「ただいま戻りました、Pさん」
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