過去ログ - モバP「ありす・イン・アイドルワールド」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/04/27(日) 04:11:07.72 ID:qM1Q+GaN0
ありす「でも、今回の仕事は本当に良かったです。自分の進むべき道がわかった気がして」

P「イチゴ大好きアイドルねぇ。初めて君を見たときはこんなになるなんて微塵にも思わなかったよ」

ありす「私もですよ。Pさんには本当に感謝してもしきれません」

P「なんだよお子様のくせに改まって。ここは千枝ちゃん見習って「ありがとうございますPさん!」って元気よく言えばいいんだよ」

ありす「今、他の子の名前を出さないでください。せっかくの二人きりなんですから」

P「お、おぅ。でも、僕から言えばまだまだだよ。君はあのドラマのおかげで知名度はあるけどトップアイドルとしてはまだまだだ。うん」

ありす「………私は昔から言われなくてもできる子だって言われていました」

P「いきなり回想?」

ありす「親も家にほとんどいないので自分一人で頑張ってきました。学校では名前をからかわれてましたけど、先生が良く話を聞いてくれて、褒めてくれました。ありすって名前が好きではないと話した時も、嫌いになっちゃだめだとは言われましたけどいつも真摯に聞いてくれてました」

P「いい先生だ」

ありす「ですけど、それが重荷だったのかはわかりませんけど聞いてしまったんです。職員室でほかの先生に「橘は面倒な子だ」って話してるところを。いつでも話し相手になってやるって言ったのに、嘘つきだって思ってしまったんです」

P「………」

ありす「ですけど、Pさんは違いました。大人はみんな自分の名前を嫌いになっちゃだめだって言いますけど、Pさんは私の考えを理解してくれましたし、その上で魅力的だとも言ってくれました。今でも好きと言うわけではないんですけど、ありすって名前でよかったって思うときもあるようになったんですよ」

P「そう、か」

ありす「Pさんの言う通り私なんてアイドルとしてまだまだです。ですから、これからもずっと、私と一緒にいてくださいね」

P「………わかってるよ。約束する」

ありす「約束です」

P「………あ、ちょっと待って。社長から連絡が………席外すね。はいもしもし………え?」


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