過去ログ - ユーリ「俺、アスピオに引っ越すことにするわ」 リタ「へ?」
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2014/04/12(土) 12:35:53.94 ID:ydvSh/Ss0
ユーリ「押し扉なんだから気をつけろよな...」
リタ「だからごめんって。
で、何の用?
私急いでるから手短にお願いね」
ユーリ「急いでるって・・・
ん? 何だその大きい荷物は?
遠出でもすんのか?」
リタは、大きく膨れたリュックを背負っている。
リタ「ちょっとコゴール砂漠にね」
ユーリ「コゴール砂漠って・・・
まさか1人で行く気じゃないだろうな?」
リタ「あー・・・うん」
コゴール砂漠は気温が異常なほど高く、迷いやすい地形をしている。
その上魔物も存在しているため、非常に危険な場所である。
ユーリ「誰かに一緒に行ってもらおうとは思わなかったのか?」
ユーリは問い詰めるようにリタに言う。
リタ「・・・やることはただの植物の採取だから1人で大丈夫よ。
それに同行者を探してる時間も惜しいし」
ユーリ「エステルには頼まなかったのか?
すぐ近くに住んでるから、誘うのに大した時間もかからないだろ?」
リタ「今エステルはヨーデル殿下の補佐をやってるから、ハルルにいないの」
ユーリ「じゃあエステルは帝都にいるのか?」
リタ「いいえ、殿下と一緒にダングレストまで出張中だとか」
ユーリ「・・・ならエステルには頼めないか。
とはいえ一人じゃ助けてくれるやつがいないだろ。
もしものことがあったらどうするつもりだ」
リタ「大げさだっての。
この私にもしものことがあるとでも思ってんの?」
リタはユーリたちと共に旅をし、様々な場所を巡った。
その経験は、幸か不幸かリタに1人でも危険な場所に行くことができるという自信をつけさせた。
ユーリ「自然をなめんなって言ったのはお前だろ」
リタ「・・・よくそんな昔の言葉覚えてるわね」
ユーリは無言でリタを睨みつける。
リタにはそれが話をそらすなというメッセージに感じられた。
リタ「・・・仕方がないじゃない。
薬品の調合に必要な植物はあそこにしか生えてないんだから」
ユーリ「そんなもんより命のほうが大切だろうが・・・」
リタ「だから大げさだってば」
ユーリは呆れた顔をする。
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