過去ログ - ユーリ「俺、アスピオに引っ越すことにするわ」 リタ「へ?」
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45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/04/12(土) 13:50:26.45 ID:ydvSh/Ss0
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リタ「・・・もう追ってこないようね。
   ・・・助かった」

リタは魔物の群れから逃げることに成功し、遺跡の出口へ向かって歩き続けていた。

リタ「二度と来ないわよ、こんなとこ」

リタは足早に遺跡を立ち去ろうとする。
しかし

リタ「な、何よこれ?」

来るときは通れた道が、崩れた岩によってふさがれていた。

リタ「まさか、さっきの戦闘の衝撃で崩れたっていうの?・・・
   いいわよ、魔術でふっとばしてやる」

リタが魔術を使おうと詠唱を唱えたそのとき

リタ「!!」

先ほど戦った魔物が後方から近づいてくるのが見えた。

リタ「(まずい、隠れなきゃ)」

リタは崩れた岩の影に隠れる。
しばらくすると、魔物は逆方向を向き、去っていった。

リタ「(まさか・・・
    あいつらマナに反応して接近してくるの?)」

リタの推論が正しければ、リタが魔術を使用すると魔物を引き寄せることになる。
そうなると、うかつに魔術を使用することはできない。

リタ「(冗談じゃないわよ。
    一本道だからここを通るしかないってのに・・・
    情けないけど魔術が使えないなら騎士団が来るのを待つしかないわね。
    確かあと二、三日で来るんだっけ?
    ・・・非難した相手に頼らなきゃいけないなんて、あたしも落ちぶれたもんね」

リタは目の前にある崩れた岩を自分の腕力では動かせないと判断し、騎士団が来るのを待つことにした。


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