過去ログ - 幼馴染姉「ねぇ、男くんってさあ、いまカノジョいないの?」
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1: ◆rj8.B3UkmU[saga]
2014/04/12(土) 18:06:25.09 ID:38pC2R+q0
幼馴染姉「ねぇ、男くんってさあ、いまカノジョいないの?」

男「そ、それは……」

いまは夜の十時半。
ここは俺の初恋の人の部屋。
俺はベッドのところに腰をおろして、彼女の隣に座っている。
初恋の人で、今もまだ好きな人――それは幼馴染より五つ年上の美人なお姉さんだった。

幼馴染姉「ふふっ、男くんったら真っ赤になっちゃってかわいい♪そっかー、男くんって女のコとお付き合いしたことないのか〜。ふ〜〜〜ん……」

男「あ、あのー……俺ってそんなにわかりやすいですか?」

幼姉「ふふっ!わかりやすいなんてものじゃないわね。だって、ほら、ここ。顔にちゃんと書いてあるわよ?」

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2: ◆rj8.B3UkmU[saga]
2014/04/12(土) 18:10:49.91 ID:38pC2R+q0
男「……え?」

そう言って、幼姉さんは俺のほっぺを手の平でそっと包んだ。
ひんやりとした手の感触が気持ちいい……

以下略



3: ◆rj8.B3UkmU[saga]
2014/04/12(土) 18:12:59.36 ID:38pC2R+q0
幼姉「そっかー、男くんって恋人いないのか〜。ふ〜ん、そっか〜」

男「幼姉さん、さっきからそればっか……」

幼姉「寂しいな〜。昔の男くんは『待ってよ〜〜〜!幼姉ちゃ〜〜〜んっ!!』って、わたしの後ろをついてきてくれたのに。あのころの男くん、すっごくかわいかったな〜」
以下略



4: ◆rj8.B3UkmU[saga]
2014/04/12(土) 18:14:52.91 ID:38pC2R+q0
幼馴染「お姉ちゃーん!お風呂ー!」

そうやって俺が落ち込んでいたときだった。
一階から幼馴染の声が聞こえてきた。
それに応えるように、幼姉さんはベッドからすっと立ち上がった。
以下略



5: ◆rj8.B3UkmU[saga]
2014/04/12(土) 18:17:12.32 ID:38pC2R+q0
ドアが閉まると、部屋の中は一気に静かになった。
一人になってだんだんと頭が冷静になってくると、ある一つの疑問がわきあがってきた。

男「彼氏いるのかなあ……?」

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/12(土) 18:23:11.75 ID:aDojMXsy0
早く書きなさい


7: ◆rj8.B3UkmU[saga]
2014/04/12(土) 19:34:52.78 ID:38pC2R+q0
幼馴染「男―。朝だよー。早く起きないと遅刻――あれぇ?」

朝の七時半、幼馴染がいつものように俺を起こしにきた。
だがいつもと違って俺が早起きしているので、その様子に驚いているようだった。
その証拠にマヌケな顔で大口を開けている。
以下略



8: ◆rj8.B3UkmU[saga]
2014/04/12(土) 19:35:52.11 ID:38pC2R+q0
幼馴染「あ、ごめ……ごめんなさいっ!!」

顔を真っ赤にして、急いで俺の部屋を出る幼馴染。
直後、部屋の外でドスンという大きな音がした。

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/12(土) 19:53:28.20 ID:+jv635Vfo
頑張れよ


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/04/12(土) 20:24:18.50 ID:/T3kYFLBo
がんばれよ


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/12(土) 20:25:10.87 ID:/T3kYFLBo
あげすまんぽ


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/12(土) 20:37:19.78 ID:V1I8I7YDO
頑張れ頑張れできるできる


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/12(土) 20:48:20.44 ID:vlq7so/V0
>>1は出来る子なはずだ。


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/12(土) 22:23:02.81 ID:RR5B9Pubo
あく


15: ◆rj8.B3UkmU[saga]
2014/04/12(土) 23:43:06.25 ID:38pC2R+q0
制服に着替え終わって一階のリビングに降りると、もう朝食はできあがっていた。
今日は母さんと父さんもいた。

幼姉さんはいなかった……
当たり前だけど。
以下略



16: ◆rj8.B3UkmU[saga]
2014/04/12(土) 23:46:15.52 ID:38pC2R+q0
母「あら、ごめんなさい。わたしったらつい。ふふふ……」

母さんは俺たちを交互に見ながら、ニヤニヤと意味ありげに笑っていた。
幼馴染は赤い顔をしてうつむいている。
よくわからない……
以下略



17: ◆rj8.B3UkmU[saga]
2014/04/12(土) 23:49:43.96 ID:38pC2R+q0
幼馴染「はい、男。ご飯、これぐらいでよかったかなぁ?」

男「ああ、うん。さんきゅ」

幼馴染「そっか、よかったぁ……」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/13(日) 01:13:29.44 ID:Y1p2CdRAO
俺だけでも
幼馴染を応援


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/13(日) 03:16:35.33 ID:5ZKO268zo
姉妹丼という発想も捨てきれない


20: ◆rj8.B3UkmU[saga]
2014/04/13(日) 03:21:47.49 ID:rGRxH6vo0
朝食が終わると、俺と幼は外に出た。
真夏の太陽の日差しとムワッとした熱気が同時に襲い掛かってきた。
余計にテンションが下がる……

男「あぢぃぃぃぃ……しぬぅぅぅぅ……」
以下略



21: ◆rj8.B3UkmU[saga]
2014/04/13(日) 03:25:08.59 ID:rGRxH6vo0
男「なにそれ?」

幼馴染「顔ふいてあげる」

男「は?」
以下略



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