14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/04/13(日) 22:16:34.52 ID:ELOZREPyo
納得した飛鳥を見て、プロデューサーはようやく話の本題に戻った。
「じゃあ、そういう事だ。――俺たちは、付き合ってるってことでいいよな?」
「……一つ、条件があるよ」
何かを決意したような、落ち着いた飛鳥の声。
「ボク達を縛る鎖は、屈強なモノかもしれない。でも、鎖にはメンテナンスが必要だと、ボクは思う」
「……どういう事だ?」
台詞の意味をよく理解できていない様子のプロデューサー。飛鳥の言葉は抽象的なものが多く、このように理解が困難な事も度々ある。
彼女は隣に座っている彼に正対し、僅かに腰を浮かせると、
「――こういう、事さッ」
不意にプロデューサーのワイシャツの胸元を片手で掴み、その手を起点にして、そのまま自身の上半身を彼に近づけた。
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