過去ログ - 【安価でFate】募集式聖杯戦争【おのがみ】
1- 20
975: ◆HWXnerpLXf55[saga]
2014/04/27(日) 23:43:21.94 ID:+MMkfTUu0

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
         i: :::::i /¨´´         ,,,
          {::::i゙` ,'  ,
         }:::{ |  ”
         /   ゝ
        ハ\   ヽ、
         i'\_\   ヽ
           i  ゝ仍', .. ヽ´¨¨==‐- ,,,,,,,,,,,
          .i    `/   ハ  =ニ、ラ==,,,_          戦ってるときの君は すごく楽しそうだ
        {.    /    i `ヽ `”’ー''
         ∧  /     }
         ∧ ./       ノ                  オレもほんの一瞬だが
         ∧乂,.:::::;;,                                  初めて楽しく戦えた
            ハ 、 ヽノ
           ', ゝ- ..._
           ',ヽ- .._ `¨''''´        ,                  ……ありがとう
             |   `¨゙      , <;;
               乂        ,. <   ;;;
                 `''ー-、- <     ;;;  
                ゙i      ;;;
                 |     ;;;;
                    ハ     ;;;
                 i!   ,,;;;
                    |  ,,,;;
                  リ,,;;;
                ノ;;
             ,.. '"     _/三三
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

 【来歴】
  アルツール・フリーデンライヒ(1892 - 1969)
  サッカーブラジル代表選手。19世紀のブラジルは白人社会であり、フットボールも白人の行う競技であった。
  その中でドイツ人の父とブラジル人の母を持つフリーデンライヒは、黒色の肌を白く塗り、癖毛をポマードで撫でつけ、
  白人のフリをして試合に参加し、ブラジル代表まで駆け上がった。
  そして南米選手権において値千金の決勝ゴールを上げたフリーデンライヒは一躍、ブラジル国民の英雄となる。
  
  移民の国であり歴史の短いブラジルという国家は、人種が混ざり合うことで自国民と自歴史を形成する事を推奨した。
  混血という生まれと、輝かしいタイトルを残した事、その過程が古い価値観から生まれる差別という苦難であった事
  フリーデンライヒの人生はまさにブラジル人が歩むべき人生であり、獲得すべきアイデンティティであった。
  彼に倣うように、彼が切り開いた門戸から数々の名選手が誕生し、ブラジリアンドリームを掴んでいく。
  やがてブラジルはフットボールを国技とする程に、この競技に熱狂していった。
  
  その生涯の1329のゴール数は今なお破られない記録であり、彼がフットボール史・ブラジル史において
  果たした役割は非常に大きい。ウルグアイにチグリ(虎)と形容された優れたフットボーラーは、
  同時に精神のリベルタドーレス(解放者)であった。にも関わらず、その生涯で得られた報酬は家一軒であったという。

 【性格】
  変装中は、陽気で気楽なステレオタイプのブラジル人。
  ハングルース(※1)を合い言葉に笑顔を向けてくる。
  (※1 指三本を立てるアクション。「指三本で何かにつかまっていられるくらい安心して気楽に行こうよ」の意)

  反面、素顔の彼は穏やかで理知的な大人の男性であり、
  その生前の経歴から、不平等や理不尽を許さない秩序の善人
  ……を演じている。それがブラジルの英雄として大衆に望まれた性格だからだ。
  なので気楽な性格の変装中の方が楽という逆転現象が起こっているし、真名バレすると英雄としての行動求められがちなのでヤダ。

  しかし本人も気づいてないが、自分の肌の色を偽ってまでサッカーをしたかった彼は
  目的の為なら手段を妥協できる(手段を選ばない)、「秩序・悪」に属する人間である。
  ただガムシャラにボールを追いかける喜び、その目的の為だけにアイデンティティたる人種すら偽ったのだから。
  そこには英雄としての正義漢や、陽気なブラジル人としてのイイ意味でのちゃらんぽらんさも無い。
  もし慧眼の英霊が彼に相対したならば、その点を看破し、彼の心を貫くだろう。

  だが、彼はブラジルで最も愛された英雄の一人だ。

  本質的には人種差別の解放者に相応しくない精神性を持つ彼が、しかし解放者として人気を得たのは
  その業績によるものでも、その経歴によるものでもない。
  何も考えず試合や戦いに没頭し、心から楽しんでいるフリーデンライヒの姿にこそ人は惹きつけられた。
  皮肉なことにフリーデンライヒ自身がそのことに気づいていない。

 【聖杯への望み】
  生前、ブラジルの英雄にして黒人のフットボール選手という肩書きの為に行動には何かしら意味が纏われた。
  報酬にしても、受け取っても受け取らなくても何かしら「意味」ができてしまう。
  いくらゴールをあげても凄い選手であるという単純で「純粋」な評価をされない。
  そういう「意味」とか無しに、「純粋」に闘いを楽しみたい。戦いに「誇り」も「救済」も「正しさ」も「悪意」もいらない。

  ただのサーヴァントとして聖杯戦争を。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1143.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice