過去ログ - 【駆け抜ける】コンマでまどか☆マギカLite!【紅色の槍】2
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3: ◆wu8VE5paJA[saga]
2014/04/14(月) 00:47:41.71 ID:sXyvmLB9o
ーーーー残る結界

杏子「やったか……助かった、のか」

体が寒い。
簡易の止血ではこれが限界のようだ。

織莉子「大丈夫ですか……!?」

杏子「あまりそうとは思えないな……」

キリカ「何だい、この子。知り合いかい、織莉子」

織莉子「少なくとも、貴女よりは」

キリカ「がーん。わりと深刻に凹むけどそれは時間が埋めてくれると信じる!」

喧しいと言う余裕すらない……が、この二人のお陰で助かったのも事実だ。
冷える。

さやか「も、もう大丈夫なの……?」

使い魔から目立たないように隠れていたのか、物影からさやかが顔を出した。
寒い。

織莉子「あら、一般人もいたのですね」

杏子「マミはどうした?」

さやか「それが……」

まどかがマミを支えながら、姿を見せた。

まどか「マミさん、気を失ったみたいで……」





隣で、息を呑む音が聞こえて、貴女は織莉子の肩から投げ出される。

次いで、宝珠と盾がぶつかり合う衝撃が肌に伝わった。


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