220:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:05:40.03 ID:aFMIt3ru0
佐々木瑞穂(女子16番)はとても不気味な女生徒だった。
いつも一人でぶつぶつと何かを呟いていたり、授業中にいきなり奇声を上げたり、校長先生の事を悪魔だと叫ぶなり校長先生に掴みかかったり、とにかく不気味すぎる生徒だった。
しかし、彼女は元々こんな性格ではなかった。
一年前は普通に友人と喋ってたり、勉強したりしていた。
ある日、一人で買い物をしてる途中、あるものを見つけた。
それは、占いの館。
占いに興味を持った瑞穂は館に入った。
ーーー今だ!
果物ナイフで志穂の背中を狙う。
後少し。
その時だった。
「えっ?」
志穂が振り返らず、腕を挙げ、銃をこちらへ向けた。
「なん」
言い終える前に銃口が火を吹いた。
頭に凄まじい衝撃を受けた。
それが瑞穂の最期の感覚だった。
「死んだ?」
志穂は倒れている瑞穂の身体を軽く蹴る。
反応は無い。
間違いなく死んだ。
「……駄目ね。まだ手が震えてる。こんなんじゃ、すぐにやられちゃう。」
震える手をぎゅっと握り、深呼吸する。
落ち着こう。
私は[ピーーー]。
みんなを[ピーーー]んだ。
残酷になれ。
非道になれ。
心のない殺人鬼になれ。
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