過去ログ - モバP「プラセボ効果とノセボ効果?」
1- 20
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:43:11.99 ID:2G9hiHtyo
モバP「って何だ?」

志希「んー? 簡単に言うとねー、効くと思えば効くし、効かないと思えば効かないって事かな」

モバP「? いや、ぜんぜん簡単じゃないぞ?」

志希「そうだねー……うん、実はさっきキミのお茶に、志希ちゃんお手製の超強力下剤を混ぜといたのさー!」

モバP「な、何だってー!?」

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:44:11.92 ID:2G9hiHtyo
志希「にゃははー! どうかなーどうかなー?」

モバP「うっ……そう言われると、おなかの調子が……」

志希「うんうん、そうだろーそうだろー!」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:45:02.83 ID:2G9hiHtyo
志希「混ぜ混ぜしたのは事実だけどー、あたしが入れたのはタダの小麦粉だから、それでお腹痛くなったりはしないよー♪」

モバP「な、何だよ。まったく脅かすなよ」

志希「それで、お腹痛いのはどうなったのかなー?」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:45:51.06 ID:2G9hiHtyo
モバP「なるほど。つまり、媚薬だと言われれば、水を飲まされても体が敏感になってきちゃうというアレだな」

志希「女の子相手にその喩えはどうかと思うけど……ま、そーゆー事だね。それだけじゃなくって、お薬の効能自体が上がったりもするけどねー!」

モバP「ははは、初対面でいきなり『惚れ薬欲しい?』なんて聞いてくる相手にそんな気遣いはいらないだろ。プラセボ効果は分かったけど、それじゃもう一つのノボセ効果ってのは何なんだ?」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:46:36.34 ID:2G9hiHtyo
志希「そー。今度は効かないと思ってお薬飲むと、ホントに効かなくなっちゃうってゆー効果」

モバP「え、そんなこともあるのか? 本当に?」

志希「そーだよー。あ、これってプロデュース業も同じなんじゃない?」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:47:07.44 ID:2G9hiHtyo
志希「にゃははー♪ あたしたちは患者さんで、プロデューサーのキミはお薬ー!」

志希「患者さんがお薬の効き目を本気で信じられるなら、きっとスッゴい効き目でさー♪ それこそ、瀕死の重病人も元気に踊り出しちゃうくらいー♪」

モバP「……ああ、うん。その通りかもな。俺が一ノ瀬にアイドルという魔法をかけるにも、まずは俺のことを信じて貰わないとはじまらないからな」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:47:44.23 ID:2G9hiHtyo
モバP「おいおい、なんだよ。せっかくうまいこと言ったと思ったのに」

志希「にゃははー♪ キミはやることは面白いんだけど、言うことはイマイチなんだよねー」

モバP「そこまで言うことないだろー。いくら俺でも傷つくぞ?」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:48:20.18 ID:2G9hiHtyo


志希「言葉じゃなくて行動でさ……あたしにキミを信じさせてみてよ?」




9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:49:02.96 ID:2G9hiHtyo
モバP「お、おい、一ノ……んっ……」グイ

志希「ん…………っぷはっ! にゃははー♪ やっぱりキミは良い匂いがするねー♪」ハスハス

モバP「っ……おい、こんなこと冗談じゃ……」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:49:37.80 ID:2G9hiHtyo
志希「それにね、キミの匂いドンドン強くなってきてるよ?」サワサワ

モバP「一ノ瀬……もう止せ……」

志希「にゃはは♪ ホントはね、さっき混ぜてたんだ」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:50:10.80 ID:2G9hiHtyo
モバP「っ……それも、プラセボ効果、なんだろ?」

志希「そうかもねー。だけどさ、それを信じるも信じないも、君次第だよ?」

志希「何かあっても……それはあたしの薬のせい、だから」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:50:42.54 ID:2G9hiHtyo
モバP「ダメだッ!」ドン

志希「ッ……痛た。もう、乱暴に突き飛ばさないでよ!」

モバP「ハー、ハー……」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:51:09.37 ID:2G9hiHtyo
志希「だったら!」

モバP「お前は、アイドルになるんだ、志希!」

志希「ぁ……」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:51:37.06 ID:2G9hiHtyo
志希「っでも……」

モバP「でもじゃない!」

モバP「……頭の良いお前なら、分かってくれるな?」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:52:03.48 ID:2G9hiHtyo
モバP「お前は間違いなく、素晴らしいアイドルになる、この俺が保証する」

志希「そんなこと……」

モバP「俺が信じられないか、志希?」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:52:42.51 ID:2G9hiHtyo
志希「はぁ……ズルいよね」

モバP「何がだ?」

志希「ぜんっぜん、何の根拠もないし、否定材料しか思いつかないのにさー」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:53:24.05 ID:2G9hiHtyo
モバP「はは、伊達に何人もプロデュースしてないさ」

志希「前言撤回ー! やっぱり信じられないー!」

モバP「はいはい、まあ信頼はこれからじっくりと作っていくさ」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:53:56.65 ID:2G9hiHtyo
モバP「さ、もう遅いからな、送っていくよ」

志希「んー駅までー?」

モバP「家までちゃんと送るよ」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:54:28.22 ID:2G9hiHtyo
モバP「はいはい、明日は初回のレッスンがあるからな、しっかり休むんだぞ?」

志希「分かってるよー、そこまで子供じゃないんだからさー!」

モバP「そういう反応してるうちは子供たっての」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:55:14.73 ID:2G9hiHtyo
モバP「ほら、ここでいいんだろ?」

志希「あー、うん。そー此処此処ー」

モバP「あー志希……」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/16(水) 00:56:06.89 ID:2G9hiHtyo
ちひろ「それじゃあ志希ちゃん、そろそろ出発して貰いますけど、準備は良いですか?」

志希「にゃはは♪ ばっちこーい♪」

ちひろ「くすっ♪ ずいぶん気合い十分ですね」
以下略



29Res/9.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice