過去ログ - 穂乃果「酒は飲んでも呑まれるな」
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/17(木) 00:15:58.77 ID:uAFQHBLh0
「うぅ……ここは、いったい……」

奇しくも小泉花陽の理性を取り戻すきっかけとなったのは、轢き潰されたような凛の絶叫だった。
半覚醒状態での花陽はガンガンと痛みの響く頭を刺激しないように周囲の様子を確認する。
床に倒れている金髪の絵里らしき人物と、それに覆いかぶさっているわかめのような何か。
そして、花陽の足元には腕が曲がってはいけない方向を向いている凛が倒れているではないか。

「嘘、凛ちゃん!? そんな…どうして…」
「うぅ……かよちん……」
「凛ちゃん!? 凛ちゃん! しっかりして!」
「凛は……ずっと…………かよちんと……いっ…………しょ……」
「凛ちゃん!? 凛ちゃぁぁぁぁぁん!! そんな……誰か…誰か助けて……!!」

部室から出ていくわけにはいかない。
こんな状態の彼女を放っておけるような花陽ではない。
しかし、助けを呼ばなければ。誰に? どうやって?


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