過去ログ - 女賢者「人間、ということ」
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17:唯野 ◆xM1rhmOJvo[saga]
2014/04/18(金) 00:55:37.08 ID:ucrHU6is0
──魔王城.城門前


鬼「おいおい、もう向かうのか? いくらなんでも決断が早いんじゃあ…。」

女賢者「兄様…。私は気になったらとことん何があっても調べるのです。それに、私には力があるので何の心配も無いですよ?」

鬼「…ガッハッハッ! それもそうだな、お前はここに初めて来たときからそうだった! 気を付けて行けよ?」

女賢者「ええ、兄様も修練のし過ぎで壊れたりしないで下さいね…? それでは──」ペコッ スタスタ

鬼「ああっ!」フリフリ

鬼「……」




鬼「──行ったか…。それにしても……。」




鬼「『兄様』、とは一体何なのだろうか…。」ボーッ


鬼「…ぐっ! いかんいかん!」ブンブン

鬼「俺はあれこれ考えるのは苦手だっ! ──ええい、誰か居るかァ!」

下級魔物「──はい、ここに…!」スッ

鬼「修練に付き合えい! 今日と明日にかけて鍛えあげるぞっ!」

下級魔物「あっ…。はい…。」

下級魔物 (……やっちまったなぁ。出てこなければよかったか…。)



鬼「……。」

(人間…。それは一体どのくらい強いのか…。未知だからこそ、怖い。怖いからこそ、修練を繰り返す…。)

(女賢者が考え、竜王が前線にて闘うのなら──)





鬼 (──俺は更にその前へ出るのだッ! この溢れんばかりの力を、惜しみ無く、余すことなく発揮してッ…!)


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