50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/27(日) 20:47:28.36 ID:+IlTQFyJo
長年の知人であるかのような親しみの篭った声に、現実へと引き戻された
仁美「……珍しいわ、こんなところで」
口調を取り繕うことも忘れ、率直な感想を述べてしまう
目の前の少年は、学内でもよく見かけるし、会話も少なからず交わした相手であることからそれなりに親しい知人であるのは確かだ
とはいえ、私的な付き合いはあまり無い
何の用か、と聞こうとする前に、相手が用件を伝える
「少し、聞きたいことがあってね」
聞きたいこととは何だろう
“私のこと”では無いだろうとは思う。 私の“していること”であっても
志筑仁美と会話する人間は、一部を除いてそうなのだから
仁美(さやかさんと上条くんのことかしら、それともまどかさんと暁美ほむらさん?)
もしかして、私と同じ習い事をしたいのかも、などと下らない考えを打ち消し、問い返す
仁美「聞きたいこととは、何でしょうか?」
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