過去ログ - 少年「おまえなんか勇者じゃない!」
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30: ◆oU/2O5ujGod.[saga]
2014/04/18(金) 00:59:42.98 ID:9E9x+6ot0
兵士長「さてと、では改めて自己紹介しようか。わたしは って言うんだ。よろしく」
女兵士「なんか聞いたことある名前だな…。私は 。適当に呼んでくれ」シラ
警備兵1「おい! 貴様! 誰に対して口を聞いている!! この方は警備兵長であらせられるぞ!!」
女兵士「あんたが? 私の知ってる兵長殿はもっと陰険臭いおっさんだったぞ?」ペッ
警備兵1「き、貴様〜、口を慎めと言ってるだろうが!!」ググ
兵士長「よせ! いいんだ!」
警備兵1「す、すいませんでした…」
兵士長(はあ…、まったく、どうして此処のやつらはこう気が短いんかね…)カシカシ
女兵士「おう、おっさん。あんた本当に警備長になったのか?」ズイ
兵士長「あ、ああ。そうだ。今日からこの城の警備を一任することになったんだ。そういうわけだから、よろしくな」バ
女兵士「!?」ビク
兵士長「どうした? 握手嫌か?」
女兵士「い、いや、この城にこんなフレンドリーなお偉いさんなんていなかったからな。お、驚いただけだ!」ガシ
兵士長「みたいだなあ。ところで君は? 剣に相当な腕を持つようだが、役職は?」
警備兵1「兵長殿! この女の話など聞く必要ありません! この女はただの雑兵です! なんの役職も持ってないゴロツキです!!」
兵士長「はあ? なんだそりゃ!? おい、どういうことだ。本当なのか?」
女兵士「……ああ、そうさ。あたしはここでは邪魔者。なんの仕事も与えられない根無し草さ」プイ
兵士長「なんでだ? なにかあったのか?」
女兵士「あたしがあの生意気な糞餓鬼を殴ったからさ。…あの餓鬼、人に対する礼儀がなってない」ペッ
警備兵1「それをお前がいうな!」
兵士長「…そうか、すまなかったな。では、君に新しい任を与えるとしよう。君は私の補佐になれ」
女兵士「……は?」
警備兵1「……え?」
兵士長「ん? そうだ。役名も与えなくちゃな。ん〜、私の補佐役だから警備副長でいっか。よかったな、一気に昇進だぞ」ニッ
女兵士「はあーーーーーーーー!!??」
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