過去ログ - 少年「おまえなんか勇者じゃない!」
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9: ◆oU/2O5ujGod.[saga]
2014/04/17(木) 02:01:11.15 ID:97zvwKuo0

国王「ゴホン! ところで兵士長よ。そなたの名声は聞いておるぞ。このあいだの北の砦での功績、見事であった」

兵士長「はは! お褒めに預かり、光栄でございます!」

国王「うむ。して、この度そなたをここに遣わしたのは、他でもない、一つ頼みがあったからなのだ」

兵士長「はい! どのようなご用件でもなんなりと!」

国王「すまないな。実はそなたに頼みたいこととは、勇者のことでな…」

兵士長「勇者様…ですか!?」

国王「うむ。そなたには、勇者に剣術を教えてもらおうと思ってたのだ」

兵士長「え? し、しかし勇者様はまだ子供です! 私の息子と同じくらいの歳しかないではないですか!? それは無理です!」

大臣「そなたなんという口の利き方だ!! 図々しいぞ!!」ガン!

国王「だまれ大臣!! 貴様が出しゃばる筋合いなどないわ!! 今すぐここから出て行け!!!」バッ!

大臣「こ、国王様! なぜ!!?」アワアワ

国王「貴様のせいで私の計画が台無しになったからだ!! 今すぐこいつをつまみ出せ!!!」

兵士3・4「はは!!」グイ!

大臣「な、なぜですか!? 国王様!! コクオウサマー!!」バタバタ



兵士長「??」



国王「…すまなかった兵士長よ。そなたの言うとおりだ。今の勇者に剣術なぞ教えられるわけがあるまい…」

兵士長「え…?」

国王「私が甘かったのだ…。あの子を…いや、勇者は生まれた村で育てさせるよりもここに連れてきたほうが、安全で、そして立派に成長させてやれる。そう思っていた…」

兵士長「……」

国王「しかし現実は正反対だ。皆がわたしを敬服するように、勇者に対しても皆敬服するようになってしまった…」

兵士長「そうなのですか…」

国王「ああ。誰も叱らぬ、そして誰からも甘やかされてしまった勇者は、誰の言うことも聞かぬ愚かな悪童に育ってしまった。全て私の責任じゃ!」ガシガシ

兵士長「それほどなのですか…!?」

国王「……」コク

兵士長「しかしそれでは、私はどうすれば良いのですか…?」

国王「…すまぬな。少し考えさせてくれぬか? その間、お主には城の警備長でも務めていて欲しい…」

兵士長「それはかまいませんが…。先ほども申したように、そもそも子供に剣術を教えることなどできませんよ?」

国王「わかった。それも踏まえて考えよう…」

兵士長「申し訳ありません、国王様」ペコ



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